村治佳織
幼少の頃より数々のコンクールで優勝を果たし、15歳でCDデビューを飾る。1996年には、イタリア国立放送交響楽団との共演がヨーロッパ全土に放送され、好評を得た。フランス留学から帰国後、積極的なソロ活動を展開。ビクターエンタテインメントからのCDリリースは「カヴァティーナ」など9タイトル及びDVD「コントラステス」をリリース。その後N響ほか国内主要オーケストラ及び欧州のオーケストラとの共演も多数重ね、2003年英国の名門クラシックレーベルDECCAと日本人としては初の長期専属契約を結ぶ。移籍第1弾アルバム「トランスフォーメーション」は第19回日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー<洋楽>を受賞。これまでにDECCAよりCD14枚、DVD2枚をリリース。
また受賞歴も多く、第5回出光音楽賞、村松賞、第9回ホテルオークラ音楽賞を受賞。2012年4月より半年間NHK-Eテレ「テレビでフランス語」や、J-WAVE(FM)のナビゲーターを務めた。2014年10月には吉永小百合主演映画「ふしぎな岬の物語」のメインテーマ曲を演奏。2015年4月NHK-BSプレミアム「祈りと絆の島にて〜村治佳織 長崎・五島の教会を行く」に出演。2016年2月にはテレビ朝日「題名のない音楽会“弦を奏でる音楽家たち”」に出演。10月オリジナル・アルバム「ラプソディー・ジャパン」をリリース。2017年4月よりJ-WAVE「RINREI CLASSY LIVING」のナビゲーターを担当。11月には、ベストドレッサー賞(学術・文化部門)を受賞。2018年3月テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。9月にリリースしたアルバム「シネマ」は、第33回日本ゴールドディスク大賞インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。2019年1月アランフェス協奏曲を連続4公演成功させる。6月には横浜開港記念式典での記念コンサートに出演し好評を博す。また、ブルガリアウローラアワード2019を受賞。12月には、サントリーホール・大ホールにてソロリサイタルを行い、満席の中、成功を収めた。2021年5月21日公開、吉永小百合主演映画「いのちの停車場」のエンディングテーマを作曲。
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村治奏一
1997年クラシカル・ギター・コンクール、1998年第41回東京国際ギター・コンクール他数多くのコンクールにて優勝。1999年より米国ボストン近郊の総合芸術高校ウォールナット・ヒル・スクールに留学し、ギターをニューイングランド音楽院でデヴィッド・レイズナー、エリオット・フィスクに師事。2003年同高校音楽科を首席で卒業し、ニューヨークのマンハッタン音楽院に進学。同時期にビクターエンタテインメントよりリリースしたデビュー・アルバム『シャコンヌ』がレコード芸術誌の特選盤に選ばれる。
2008年にはモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の「新世界ツアー2008」にソリストとして抜擢され、アランフェス協奏曲の国内ツアーが好評を博す。2010年、NHK-BS「街道てくてく旅〜熊野古道をゆく〜」のテーマ曲「コダマスケッチ」を作曲・演奏。2012年には「トヨタ・クラシックス・アジアツアー2012」のソリストとして抜擢され、ウィーン室内管弦楽団と共にアジア5カ国でのコンサートツアーを成功させた。2014年には初のコンチェルトアルバム『コラージュ・デ・アランフェス』(平成26年度文化庁芸術祭参加作品)をキングレコードからリリース。また10枚目となるソロ・アルバム『SPARKS』をクラウドファンディングによって制作する。
2016年秋、自身でプロデュースしたソロ・アルバム『Off theRecord』をテレビマンユニオンよりリリース。2018年冬には自身初となるインターネット配信アルバム『TONES 2019』をリリースし、公式サイトのほかYoutube、Spotify、AppleMusicにおいて無料公開している。2019年秋、新国立劇場5公演のオペラ「ドン・パスクワーレ」(G.ドニゼッテイ)第3幕でギター演奏。また、2021年1月同じく新国立劇場公演のニューイヤーバレエ「ペンギン・カフェ」のギターパートで演奏。NHK『スタジオパークからこんにちは』や『トップランナー』、テレビ朝日『題名のない音楽会』、『徹子の部屋』をはじめ、テレビ、ラジオにも多数出演。これまでに、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団はじめ、国内外の様々なオーケストラと共演。
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