千葉交響楽団 演奏会 出演者プロフィール | 君津市民文化ホール

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山下一史 (やました かずふみ) 【指揮】

1984年、桐朋学園大学を卒業、ベルリン芸術大学に留学。1986年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝。カラヤンが亡くなるまで彼のアシスタントを務める。以後、ヨーロッパでの実績を重ね、ヘルシンボリ交響楽団(スウェーデン)の首席客演指揮者を務めた。日本国内ではNHK交響楽団を指揮してデビュー、以後、国内の主要オーケストラに定期的に出演し、好評を得ている。
これまでにオーケストラ・アンサンブル金沢のプリンシパル・ゲスト・コンダクター、九州交響楽団常任指揮者を歴任、大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団常任指揮者ならびに同団名誉指揮者を歴任。2006年4月からは仙台フィルより指揮者として迎えられ、2009年4月から2012年3月まで同団の正指揮者を務める。2011年2月にはシューマン作曲歌劇「ゲノフェーファ」日本舞台初演や、2013年1月と2016年3月には水野修孝作曲歌劇「天守物語」を指揮するなど、現在、オペラ、オーケストラの両面において、ますます注目を浴びている。
2016年4月に千葉交響楽団音楽監督に就任、「おらがまちのオーケストラ」をキャッチフレーズに、定期公演のみならず音楽鑑賞教室も積極的に指揮、千葉県民に愛されるオーケストラを目指し、同楽団の評価を着実に高めている。東京藝術大学音楽学部指揮科教授として、後進の育成にも心血を注いでいる。
2022年4月から愛知室内オーケストラ音楽監督、大阪交響楽団常任指揮者に就任。

宮田 大 (みやた だい) 【チェロ】

2009年ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにおいて、日本人として初めて優勝。これまでに参加した全てのコンクールで優勝を果たしている。その圧倒的な演奏は、作曲家や共演者からの支持が厚く、世界的指揮者・小澤征爾にも絶賛され、日本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げている。
スイスのジュネーヴ音楽院卒業、 ドイツのクロンベルク・アカデミー修了。
チェロを倉田澄子、フランス・ヘルメルソンの各氏に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、リチャード・ヤング、ガボール・タカーチ=ナジの各氏に師事する
マスメディアでも「小澤征爾さんと音楽で語った日~チェリスト・宮田大・25歳~」「題名のない音楽会」「徹子の部屋」「クラシックTV」などへ出演している。
録音活動も活発で、最新アルバムは2022年10月に『ラフマニノフ:チェロ・ソナタ』をリリース。2019年はトーマス・ダウスゴー指揮、BBCスコッティッシュ交響楽団との共演による「エルガー:チェロ協奏曲」をリリース。欧米盤が、欧州のクラシック界における権威のある賞の一つ「OPUS KLASSIK 2021」において、コンチェルト部門(チェロ)で受賞。そのほか「Piazzolla」「Travelogue」などをリリース。
近年は国際コンクールでの審査員や、2019年ロームミュージックセミナーの講師を務めるなど、若手の育成にも力を入れている。
使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製A. ストラディヴァリウス“Cholmondeley”である。

千葉交響楽団

千葉交響楽団は、千葉県唯一のプロオーケストラであり、前身であるニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の31年間の活動を引き継ぎ、2016年10月に公益財団法人千葉交響楽団と改称した。千葉県内の音楽文化の創造・発展を使命とし、地域に根ざした演奏活動を行っている。
年2回の定期演奏会とニューイヤーコンサート、県内各地で開催される県民芸術劇場、そして、児童・生徒向けの「小中高等学校音楽鑑賞教室」を実施しているほか、幼稚園や特別支援学校への訪問演奏や室内楽等、あわせて年間150回ほどのコンサートを行い、県民に音楽の素晴らしさを伝えている。
2016年4月に音楽監督として山下一史を招聘し、新鮮で熱気あふれる演奏により県民の支持を増やしており、「おらがまちのオーケストラ」として県民に愛され親しまれるよう着実に歩み続けている。

[公式HP] http://chibakyo.jp/
[公式Twitter] https://twitter.com/NewPhilChiba